2023年11月30日午前6:00、2024年度放送のプリキュアシリーズ第21作『わんだふるぷりきゅあ!』が発表されました。
『スター☆トゥインクルプリキュア』(2019)以降の伝統に則り、今回も公式からハッシュタグで略称『わんプリ』が提示されています。こちらは「プリ」はカタカナ表記となっています。
(2024/01/07追記)
その後、表記は「わんぷり」が正式なものと判明しています。
同じくハッシュタグで「!」を除いた「#わんだふるぷりきゅあ」も提示されています。
また同時に公開された公式サイトでは「みんな なかよし! わんだふる~!」というキャッチコピーも踊っています。現時点では、非常にほのぼのとしたシリーズが予感されます。(裏切られることもあります)
取り急ぎ、現在判明している情報だけを頼りに様々な観点から分析してみます。
2月4日放送開始の全50話?(五輪次第)
『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)は例年通りであれば2024年2月4日放送開始で、放送期間は2025年1月26日までとみられます。
現在放送中の『ひろがるスカイ!プリキュア』(2023)は、このまま何事もなければ『スター☆トゥインクルプリキュア』(2019)以来4年ぶりとなる「2月初週にスタートし最後まで当初の予定どおりに放送された」シリーズとなる見込みで、『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)の開始も例年通り2024年2月4日となる見込みです。
コロナ禍における製作中断で9週にわたる放送延期を余儀なくされた『ヒーリングっど♥プリキュア』(2020)は後続の『トロピカル〜ジュ!プリキュア』(2021)と合わせて3話ずつ合計6話を削られ、『デリシャスパーティ♡プリキュア』(2022)では東映アニメーションへの不正アクセス事件で5週にわたる放送延期に見舞われていました。
『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)は全日本大学駅伝で2024年11月3日に、そして年末特番で2024年12月29日に休止するとみられます。なお、かつては6月に全米オープンゴルフの中継がありましたが、テレビ朝日は2020年を限りに放映権を手放しています。
また来年2024年はパリオリンピックが開催されます。フランス共和国が採用している中央ヨーロッパ夏時間(UTC+2)では、プリキュアが放送される時間帯の日本時間8:30~9:00が「深夜1:30~2:00」となります。よって、オリンピック中継そのものはなさそうです。
しかし、2008年北京五輪、および2012年ロンドン五輪では「オリンピック初日ハイライト」なる特番による放送休止がありました。そのため今回も油断はできません。『Yes! プリキュア5GoGo!』(2008)および『スマイルプリキュア!』(2012)がともに全48話と通常より1話少ないことの直接の原因となっています。
仮に2024年7月28日に第26話が放送されず休止となった場合、『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)は全49話シリーズ、うまく五輪から逃げ切れれば今年の『ひろがるスカイ!プリキュア』(2023)同様、史上5作目の全50話シリーズとなる見込みです。
余談ですが、2026年度放送の第23シリーズ、すなわち『わんぷり』の2つ後のシリーズは2026年2月1日から2027年1月31日までの放送となる見込みで、プリキュア史上初の全51話が期待できます。仮に全51話となった場合、ニチアサ全体を通しても『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』(2002)以来実に24年ぶりとなります。
なお、各シリーズの放送期間が1年間を超えていた頃は70話80話級の作品もありました。ニチアサでの歴代最長は『まじかる☆タルるートくん』(1990)の全87話です。
ロゴデザインから読み取れる情報
まず目を惹くのは、「わんだふるぷりきゅあ!」というプリキュア21年の歴史で初となる「ひらがな」表記です。プリキュア20周年というアニバーサリーイヤーを経て、新たな時代に突入した感があります。
一方で『ひろがるスカイ!プリキュア』(2023)で姿を消していた、『フレッシュプリキュア!』(2009)以来の「ロゴ下部にタイトル全体の欧文表記を併記する」という伝統は復活しています。表記は “Wonderful Precure!” です。
「わんだふる」は英語の形容詞 “wonderful” (すばらしい、驚くべき)に由来するとみられます。
また日本語において犬の鳴き声が「わん」と表記されることから、「ワンダー」「ワンダフル」と犬を掛け合わせる言葉遊びは既に戦前から数多く存在します。
ロゴデザインは、これまでの歴代いずれのシリーズとも趣を異にするものとなっています。驚くほどフラットなデザインで、キラキラも装飾もハイライトもグラデーションもないデザインはプリキュア史上初です。
プリキュアのロゴデザインで注目すべきは、何と言っても
- プリキュアの「プ」の半濁点
- 「!」などの約物
の処理でしょう。
「ぷ」の半濁点はネコ耳モチーフ、感嘆符「!」は尻尾モチーフ、欧文表記の両脇には肉球シンボルも置かれています。欧文表記の背景、さらに全体背景にも骨モチーフも見て取れます。
よって「わんだふる」というタイトルではありますが、犬のみならず猫も作品モチーフに含まれていると予想されます。
そして気になるのは、背景に配置されているピンク、パープル、シアン、グリーンの4つのカラーです。
『フレッシュプリキュア!』(2009)や『ハートキャッチプリキュア!』(2010)同様、この色構成が各プリキュアのシンボルカラーに対応していることは疑いようはないでしょう。『わんだふるぷりきゅあ!』は4人チーム編成となるのでしょうか。
また『ひろがるスカイ!プリキュア』(2023)同様、ホワイトに見える欧文表記背景の骨モチーフもプリキュアを現すシンボルの可能性が考えられます。
史上初の「ひらがな」プリキュアで懸念される影響
前述のように、今回発表された『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)は、プリキュア史上初の「ひらがな」タイトルとなりました。
これは来年度、Google検索結果やSNSトレンドにおいて「プリキュア」と「ぷりきゅあ」が割れて混在することを意味します。
単純なテキスト検索で一致しないことは言うまでもなく、さらに記号による区切りもない「わんだふるぷりきゅあ」はおそらく一部のシステムにおいて「ぷりきゅあ」を単独で語として切り出さず、この一連で新語と判定されるでしょう。
これらは今後しばらく、プリキュアというブランドに一定の影響をもたらすものと思われます。願わくば、それらの障壁を吹き飛ばすほど作品が人気を獲得してほしいところです。
史上初の「9モーラ」プリキュア
そして『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)は、これもプリキュア史上初となる「9モーラ」のプリキュアです。「モーラ」の説明および歴代の一覧については下記の画像をご覧ください。
こうしてみると、近年の複合語、造語による長大化傾向から10年ほど前の水準に戻ったことがわかります。
なおモーラと歌における音符の数は必ずしも一致せず、たとえばタイトルが10モーラである『魔法つかいプリキュア!』(2016)は、長音符「ー」が入っていることから9モーラの『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)をそのまま替え歌として当てはめることができます。
プリキュアは総勢82.56人に?
幅はありますが、『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)が始まった時点で歴代プリキュア(TVレギュラーのみ)の人数が80~83人に、そして最終的には81~84人程度になるものと見込まれます。
プリキュアの製作態勢が現在の形になった『Go! プリンセスプリキュア』(2015)から現行作『ひろがるスカイ!プリキュア』(2023)までの実績から平均値を算出すると、
- 初期メンバー…3.44人
- 追加メンバー…1.11人
- 最終メンバー…4.56人
となります。『ひろプリ』追加プリキュアであるキュアマジェスティまでの78人と単純に足すと、前半で81.44人程度に、そして来年の今頃には82.56人程度になったプリキュアオールスターズが見られそうです。
仮に83人と仮定すると、真ん中は42番目・『魔法つかいプリキュア!』(2016)のキュアミラクルになります。折しも来年は続編『魔法つかいプリキュア!2(仮)』が放送されます。「ほんのついこないだ」だと思っていた『まほプリ』が懐かしむ対象になる時代が来るとは……。作中で描かれた「5年後」も、時系列的には既に過去の話になりました。
スタッフは誰?
例によって今回の発表はタイトルとロゴのみで、メインスタッフなどはおそらく年明けおあずけになります。できる範囲で予想してみましょう。
メインスタッフのうち、シリーズ構成やキャラクターデザインに関しては社外から予想外の人選が行われるケースが多く、発表までは正直何も読めません。
一方シリーズディレクター(他社における「監督」に限りなく近いですが、東映動画は伝統的に各話の「演出」の裁量が大きいため、このような役職をとっています。)は社内の演出家が登用されるケースがほとんどで、比較的予想がしやすくなっています。
予想の手法はシンプルで、まずプリキュアの絵コンテ・演出ローテから夏頃に抜けた監督さんを探し、次にその監督さんが『ONE PIECE』『デジモン』『おしりたんてい』ほか社内他作品のいずれにも参加していないことを確認します。そうして絞り込まれた方の中に、一定の確率で次回作のシリーズディレクターがいるわけです。
この手法は、『ひろがるスカイ!プリキュア』(2023)のシリーズディレクターを小川監督であると的中させた実績があります。
さて今回それに該当するのは畑野森生監督です。
過去には『ドラゴンボール超』や『ワールドトリガー』でシリーズディレクターを務め、プリキュアでも超神回『ハートキャッチプリキュア!』(2010)第33話「キュアムーンライト、ついに復活ですっ!!」をはじめ、『Go!プリンセスプリキュア』(2015)第47話「花のように…! つよくやさしく美しく!」、『キラキラ☆プリキュアアラモード』(2017)第31話「涙はガマン! いちか笑顔の理由!」、『HUGっと!プリキュア』(2018)第35話「命の輝き! さあやはお医者さん?」、『スター☆トゥインクルプリキュア』(2019)第40話「バレちゃった!? 2年3組の宇宙人☆」、『ひろがるスカイ!プリキュア』(2023)第17話「わたせ最高のバトン! ましろ本気のリレー」など、数々の思い出深い回で演出を担当してこられました。
さて、今回の予想は的中するでしょうか……?
(2024/01/07追記)
外しました。
『わんだふるぷりきゅあ!』シリーズディレクターは、『おしりたんてい』シリーズディレクターなどで知られる佐藤雅教さんです。
文字コード
『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)は『ひろがるスカイ!プリキュア』(2023)に引き続き、「JIS X 0208だけで表記できるプリキュア」、すなわち「Windows XP/MacOS10.4以前の環境で何ら問題なく表記できるプリキュア」となりました。「♥」や「〜」、「♡」などと違って通常の環境で文字化けの余地はありえず、今回も煩雑な文字コード問題からは無縁でいられそうです。
昨年に続きわずか6時間差で公開商標公報から逃げ切れず
今回の『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)も『ひろがるスカイ!プリキュア』(2023)と同様に出願時期を調整したのか、「商標公報歴代最遅タイ」となりました。そのため、やきもきしたファンの間では「ひろプリ2期目突入説」などの予想も飛び交いました。
そして、またしてもタイトル発表からわずか6時間前の2023年11月30日0:00というタイミングで特許庁から公開商標公報が出されました。今年も昨年に続く「出願から9日での公開」でした。
なおprecure.newsにおける公開商標公報への考え方については、こちらの記事をご参照ください。
「シリーズ第21作」
『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)で、とうとうプリキュアも第21作。記念すべきプリキュア20周年のアニバーサリーイヤーも、いよいよ目に見えてゴールが迫っています。
あらためて歴代TVシリーズのタイトルを振り返ってみます。
- 2004『ふたりはプリキュア』
- 2005『ふたりはプリキュアMaxHeart』
- 2006『ふたりはプリキュアSplash☆Star』
- 2007『Yes! プリキュア5』
- 2008『Yes! プリキュア5GoGo!』
- 2009『フレッシュプリキュア!』
- 2010『ハートキャッチプリキュア!』
- 2011『スイートプリキュア♪』
- 2012『スマイルプリキュア!』
- 2013『ドキドキ!プリキュア』
- 2014『ハピネスチャージプリキュア!』
- 2015『Go! プリンセスプリキュア』
- 2016『魔法つかいプリキュア!』
- 2017『キラキラ☆プリキュアアラモード』
- 2018『HUGっと!プリキュア』
- 2019『スター☆トゥインクルプリキュア』
- 2020『ヒーリングっど♥プリキュア』
- 2021『トロピカル〜ジュ!プリキュア』
- 2022『デリシャスパーティ♡プリキュア』
- 2023『ひろがるスカイ!プリキュア』
- 2024『わんだふるぷりきゅあ!』
10周年の『ハピネスチャージプリキュア!』(2014)が真ん中に来るのが、にわかに信じられません。柴田プロデューサーにバトンタッチした『ドキドキ!プリキュア』(2013)以降は何となく「最近のプリキュア」というイメージを抱いていましたが、もはや『ドキプリ』すらもシリーズ全体で見れば「前半の」作品になってしまいました。
ニチアサの半分がプリキュアに
『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)が全50話シリーズの場合、最終回まで放送された時点でプリキュアの通算放送回数は1032回、通算話数は1018話、そして『とんがり帽子のメモル』(1984)が日曜朝8:30枠に移動してからのニチアサABC東映アニメの総放送回数は2010回となります。
すなわち「プリキュア放送通算1000回」が2024年6月2日放送の『わんぷり』第18話、「プリキュア通算1000話」が2024年9月8日放送(パリ五輪特番なき場合)の『わんぷり』第32話、そして「ニチアサ2000回」が2024年11月10日放送(パリ五輪特番なき場合)の『わんぷり』第40話と、『わんだふるぷりきゅあ!』(2024)は大きなマイルストーンが揃っています。
同一タイトルの女児向けTVアニメが「ほぼ」休みなく(色々と、仕方のないことがありました)21年間以上も続くというのは、特筆すべきことだと思います。さらに今となっては、曜日・時間が全く変わらない同一の放送枠でアニメの放送が40年間続いていること自体も驚くべきことです。
そして既に今年最後となる12月22日放送の『ひろプリ』第46話の時点で、「ニチアサ40年の歴史のうちの半分がプリキュア」ということになります。対象年齢など様々な変遷を経た後に『夢のクレヨン王国』(1997)、『おジャ魔女どれみ』(1999)、『明日のナージャ』(2003)と女児向け枠として定着したこの放送枠で、2004年にプリキュアは始まりました。そして東映動画の女児向け作品としてかつてない安定を見せ、現在に至ります。
今後の流れ
例年のシリーズ発表スケジュールをおさらいしておきましょう。
タイトル発表
幼児誌が半ば季刊化していることもあり今年のタイトル発表日は読めませんでしたが、結果としては昨年同様のスケジュールとなりました。
ビジュアル発表、キャスト・スタッフ発表
『デパプリ』『ひろプリ』の傾向から、いずれも同時に年明け最初の放送直前、2024年1月7日(日) 8:00と予想されます。
プリキュアボーカルベストBOX 2018-2023発売!
プリキュア20周年記念の音楽商品「プリキュアボーカルベストBOX 2018-2023」が昨日11月29日に発売されました。
私事ですが、今回も未収録BGMの選曲と楽曲解説のお手伝いをさせていただきました。なお諸般の事情により、私は今回はノンクレジットとなっています。
- 1-16.輝く未来を抱きしめて -without Chorus version- (HG05 No Cho)
- 1-17.野菜少女 -Instrumental- (HG-EX01a)
- 1-18.なぞの紳士 (HG40b)
- 1-19.こんなはずじゃ… -without Clap version- (HG28 No Clap)
- 1-20.進め!私たちのゴールへ -Rhythm Only version- (HG31 Rhy Only)
- 1-21.よろしくね、はぐたん -Another version- (WeCan_オルゴールver_23秒A半分)
- 1-22.よろしくね、はぐたん (WeCanオルゴールver_23秒_サビ)
- 1-23.未来は無限大 -Rhythmless version- (HG09 without Rhy)
- 2-16.宇宙航路異状なし(リズム入りヴァージョン) (ST06a)
- 2-17.はるかなる大宇宙(シンセ・ヴァージョン) (ST14b)
- 2-18.宇宙怪盗ブルーキャット現る(リズムレス・ヴァージョン) (ST25b)
- 2-19.スターパレス(シンセ・ヴァージョン) (ST18b)
- 2-20.不思議な力だフワ(ストリングス・ヴァージョン) (ST20b)
- 2-21.星空連合の使命(ストリングス&ホルン・ヴァージョン) (ST103b)
- 2-22.スターカラーペンダント!カラーチャージ!(インストゥルメンタル・別MIX) (ST03a)
- 3-16.輝くいのち ~without Chorus version (HL07 Choなし)
- 3-17.青空に近づきたい ~Strings&Piano version~ (HL30AGなし)
- 3-18.ふたりのトランペット (HL_EX1 Tp Duo ver.)
- 3-19.燃えよ、ビーバレ! (HL_EX2)
- 3-20.キミと一緒なら ~Strings version~ (HL12 Stのみ)
- 3-21.夕暮れのもの思い ~Guitar version~ (HL46 Harmoなし)
- 3-22.すこやかな未来へ ~Strings version~ (HL113 Stのみ)
- 3-23.生きるってすばらしい ~Light version~ (HL28 EG,Drなし)
- 4-16.プリキュア!トロピカルチェンジ! ~Short version~ (TR03 TV size)
- 4-17. みんなでトロピカっちゃおー! ~Strings&Woodwind version~ (TR05 ST&Wood ONLY)
- 4-18.やる気全開!今こそ進め! ~Rhythm Only version~ (TR34 STEM Sn&Cym)
- 4-19.海のある情景 ~Tropical Island version~ (TR113 E.Piano STEM + TR113 Wood EG Melo STEM)
- 4-20.トロピカる想いはいつまでも ~Strings version~ (TR08 ST ONLY)
- 4-21.プリキュア!スーパートロピカルパラダイス! (OPカラオケ#45編集)
- 4-22.あつまれ!トロピカる部! ~Light version~ (TR06 Brass&Woodナシ)
- 5-16.しあわせおりょうり ~Strings&Piano version~ (DP07_Strings&Piano ver.)
- 5-17.妖精たちのワルツ ~Strings&Woodwind version~ (DP21_Strings&Ww ver.)
- 5-18.妖精たちのワルツ ~Piano&Marimba version~ (DP21_Piano&Marimba ver.)
- 5-19.ごちそうさま、ありがとう ~Piano version~ (DP10_Piano ver.)
- 5-20.いっしょに守りたい ~Rhythmless version~ (DP09_Dr&Gt&PianoCut ver.)
- 5-21.戦いの予感 ~without Brass version~ (DP14_BrassCut ver.)
- 5-22.砕かれる希望 ~without Choir version~ (DP16_ChoirCut ver.)
- 5-23.ごはんは笑顔♡ ~Strings&Piano version~ (DP06_Strings&Piano ver.)
『HUGっと!プリキュア』「なぞの紳士」(HG40b)は、放送からしばらく経ってとあるメインスタッフの方と話す機会があり、そこからまた別のメインスタッフの方に確認していただいて曲の存在が判明したものです。
『スター☆トゥインクルプリキュア』「宇宙航路異状なし(リズム入りヴァージョン)」(ST06a)は、サントラ2に「ST06a」として収録されていたのがリズム抜きの「ST06b Stem[No Rhy]」の方であったことから、今回改めて収録していただきました。
『ヒーリングっど♥プリキュア』「ふたりのトランペット」(HL_EX1 Tp Duo ver.)は、当時サントラに収録されなかった29話用のエクストラ音源。また「燃えよ、ビーバレ!」(HL_EX2)は、HL115とは若干異なる、あの劇中アニメ専用BGMです。
また『ヒーリングっど♥プリキュア』「輝くいのち ~without Chorus version」(HL07 Choなし)が収録されたことで、同作メインテーマであるHL07は「HL07」「HL07 verB」(『映画ヒープリ』OST収録)「HL07 Stのみ メインテーマ」(『ミラクルリープ』OST収録)と合わせてこれで全バージョンが商品化されたことになります。
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』「海のある情景 ~Tropical Island version~」(TR113 E.Piano STEM + TR113 Wood EG Melo STEM)は、TR113の5本(Wood EG Melo/Piano/Perc/E.Piano/Arrp.g Bass)ある個別ステム音源のうち、第22話の南乃島でのシーンで使用された後半部分に準拠してエレピと木管+エレキギターのみの音源を作っていただきました。
また『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の「プリキュア!スーパートロピカルパラダイス!」は、第45話の映像に「OPフルInst間奏頭4小節+OPフルInstCメロ3,4小節×4ループ+OPTVInstサビ11小節~コーダ」というレシピを添えてダメ元でお願いしてみたところ、作っていただき収録が実現しました。
『デリシャスパーティ♡プリキュア』「妖精たちのワルツ ~Strings&Woodwind version~」(DP21_Strings&Ww ver.)および「妖精たちのワルツ ~Piano&Marimba version~」(DP21_Piano&Marimba ver.)は、過去にボーカルベストBOXで同一楽曲のバージョン違いの複数収録の前例がないながらも、コメコメ達エナジー妖精が同作において非常に重要な存在であること、そしてそのテーマ曲ともいえるDP21が作中で様々にバリエーションを変えながら使用された実績から敢えて両方とも収録していただきました。
また20周年に相応しく、過去のプリキュアTVシリーズ・映画の主題歌を歌ってきたプリキュアシンガーズが全員大集合した新曲なども収録されています。
ぜひ、お買い求めください。